【神戸ソーシャルセミナーwith Table For Two(2019.10.23)】

SDG2 「飢餓をゼロに」をテーマにお届けする10月の神戸ソーシャルセミナー、今回のゲストは、食の不均衡を解消する日本発祥の取り組み「Table For Two」という活動を、学生ならではの視点で行っている神戸の2大学の学生団体「神戸松陰TFT」「Table For Two 神戸大学プロジェクト」の各代表にご登壇いただきました!

※「Table For Two」とは、世界の人口約70億人のうち、生活習慣病で苦しむ人の数が約10億人、飢餓で苦しむ人の数が約10億人、と言われる中で、先進国の人たちが食べる健康的な食事の代金の一部(1食につき20円(または数%))を東アフリカなどの発展途上国の小学校の学校給食に充てるという日本発、2007年秋小暮真久氏が立ち上げた国際協力の仕組みです。

詳しくは認定NPO法人Table For Twoのサイトへ:https://jp.tablefor2.org/

 

神戸大学に通う江畑さんは、食を通じたボランティアに興味を持ち神戸大学Table For Two神戸大学プロジェクトに参加。

神戸松陰TFTの横田さんは将来管理栄養士を目指してられて、メニュー考案ができることに魅力を感じ活動に参加されたそうです。

同じTabel For Twoの取り組みを行う2団体ですが、それぞれの特色があります。

 

ちなみに、Table For Twoのプログラムに参加する団体は世界14か国、約700団体!

学生の取り組みとしては、日本全国で70の大学があり、関西では神戸大学、神戸松蔭大学の他大阪府立大学、京都府立大学、滋賀県立大学で取り組まれているそうです。

○大学食堂や地域商店と連携

Table For Two神戸大学プロジェクトでは、大学生協と連携して、期間限定ではありますがオリジナルの「TFTメニュー」を提供し、食事代の一部を発展途上の子どもたちの学校給食につなげています。(2018年は7,644食を提供し、152,880円を寄付!)

また、これらの取り組みの中で初めて一般のカフェに協力をいただき、TFTメニューも提供しています。現在は、辰巳茶房さん(神戸市東灘区)、チキンキングさん(神戸市灘区)の2店舗で展開中とのことです。

 

○百貨店の飲食店舗でも提供!

神戸松陰TFTでは、主に企業と連携してTFTメニューを展開されています。主には西宮ガーデンズ店のつるはん、大丸神戸店の讃兵衛にて四季ごとにオリジナルメニューを店からのテーマをもとに学生のアイデアを出し合い、試作を重ねてメニューを作っていくそうです。

 

○学生団体同士のコラボも

また、神戸松陰TFT昨年2018年12月に登壇いただいたフィリピン島でスタディーツアーやフェアトレードの支援を行う学生NGO PEPUPとのコラボ事例もあり、今年度は、フィリピンのチョコレートを使ったクッキーを学内で販売する計画も進行中とのことです。

 

 

◎ライター・ツボの目

「国際協力」と聞くとなかなか自分事にしにくく感じるかもしれませんが、健康的な食事やオリジナルメニュー開発、そしてその仕組み・途上国の状況を伝える方法も学生ならではの視点をもって2団体とも活動されておられると感じました。ちょうどセミナー後神戸大学へ伺う機会があり、食堂でTFTメニューが提供されていたのでいただきましたがとてもおいしく、気軽に国際協力できる仕組みが良いなと思いました。普段の行動や選択から、ちょっとSDGsを意識してみるのも良いかもしれませんね。