(神戸ソーシャルセミナー)4月のテーマは「平和と公正」

【4月3日(水曜)】神戸ソーシャルセミナー with セーブ・ザ・チルドレン

4月のテーマはSDG16「平和と公正」。
この日は、国内外で保険・栄養、教育などの分野や貧困問題解決、虐待の予防など子どもたちの権利を実現するために活動するセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの伊藤さんからその活動とSDGsとのつながりについてもお話しいただきます。

・開催日時:2019年4月3日(水)19時~20時30分
・ゲスト:公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 伊藤 愛 さんhttp://www.savechildren.or.jp/

・参加費:無料
・会場:協働と参画のプラットホーム(サンパル2階)

※神戸ソーシャルセミナーとは
月に1つテーマを定め、NPOや企業等のゲストとセミナー参加者が、水曜夜に様々な地域社会の課題解決について考えます。
また、月末土曜日には、月のテーマを軸に、地域課題の解決策を具体的に考えるSDGsワークショップ、フューチャーセッションなどを実施します!

※年齢、性別、職業問わず参加歓迎です!学生の参加もぜひ!
※小さなお子さんを連れての参加も可能です。
※連続講座ではありません。興味のある日程のセミナーにご参加ください。

申込:
件名に「4/3 STCセミナー参加」
本文に「参加者名(複数名で参加の方は、各参加者名)」「所属」「当日連絡先(電話番号)」を記入の上、
「plat@123kobe.com」までメールしてください。

 


【4月10日(水曜)】神戸ソーシャルセミナー with テラ・ルネッサンス

この日は、アフリカ・アジア地域で元子ども兵や紛争被害を受けた女性の社会復帰、平和教育などの活動をされている京都のNGOテラ・ルネッサンスの栗田さんからその活動ついてお話しいただきます。

・開催日時:2019年4月10日(水)19時~20時30分
・ゲスト:認定NPO法人テラ・ルネッサンス 栗田 佳典 さん

https://www.terra-r.jp/index.html

・参加費:無料
・会場:協働と参画のプラットホーム(サンパル2階)

※神戸ソーシャルセミナーとは
月に1つテーマを定め、NPOや企業等のゲストとセミナー参加者が、水曜夜に様々な地域社会の課題解決について考えます。
また、月末土曜日には、月のテーマを軸に、地域課題の解決策を具体的に考えるSDGsワークショップ、フューチャーセッションなどを実施します!

※年齢、性別、職業問わず参加歓迎です!学生の参加もぜひ!
※小さなお子さんを連れての参加も可能です。
※連続講座ではありません。興味のある日程のセミナーにご参加ください。

申込:
件名に「4/10 テラルネセミナー参加」
本文に「参加者名(複数名で参加の方は、各参加者名)」「所属」「当日連絡先(電話番号)」を記入の上、
「plat@123kobe.com」までメールしてください。

(神戸ソーシャルセミナー)3月のテーマは「ジェンダー平等」

■神戸ソーシャルセミナー with 男性学&女性のキャリア

灘高校教員でもある片田先生から、「男性学」そして、女性のキャリア関係の講師でもご活躍されている布谷さんからワークライフバランスや中小企業における女性活躍などについてお話しいただき、日本における「ジェンダー」について考えてみたいと思います!

・開催日時:2019年3月6日(水)19時~20時30分
・ゲスト:高校教員 片田 孫 朝日 さん & ㈱NOTICE 布谷 由美子 さん
・参加費:無料
・会場:協働と参画のプラットホーム(サンパル2階)
・申込:件名に「3/6 ジェンダーセミナー参加」本文に「参加者名(複数名で参加の方は、各参加者名)」「所属」「当日連絡先(電話番号)」を記入の上、
「plat@123kobe.com」までメールしてください。

■神戸ソーシャルセミナー with ウィメンズネット&有園博子基金

『2018年度“チャンピオン・オブ・チェンジ”日本大賞』を受賞された、DV(家庭内暴力)被害者や母子家庭の保護や支援をしているNPO法人ウィメンズネットこうべの正井さんからその活動と更なる支援活動の展開についてお話しいただきます。
また、合わせて2017年末に逝去された故有園博子さんのご遺志を受け、DVや性暴力など深刻な被害を受けた人を支え、その回復を支援するために設立された「有園博子基金(※)」について、当該基金を運営されているひょうごコミュニティ財団の実吉さんからご紹介いただきます。
https://hyogo.communityfund.jp/kifu_wo_suru/arizonohirokokikin/

・開催日時:2019年3月27日(水)19時~20時30分
・ゲスト:
認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ 正井 禮子 さん
http://wn-kobe.or.jp/

公益財団法人ひょうごコミュニティ財団 実吉 威 さん
https://hyogo.communityfund.jp/

・参加費:無料
・会場:協働と参画のプラットホーム(サンパル2階)
・申込:件名に「3/27 ウィメンズセミナー参加」本文に「参加者名(複数名で参加の方は、各参加者名)」「所属」「当日連絡先(電話番号)」を記入の上、
「plat@123kobe.com」までメールしてください。

■未来を一緒に考える「フューチャーセッション」with JICA関西

複雑に絡み合う社会問題や多様なニーズ、困難な状況を乗り越えるため、多様なステークホルダーと「新たな関係性」「新たなアイデア」を生み出す協創ワークショップを毎月月末土曜日に開催してます。
今月は「ジェンダー平等」を目指して、社会課題をどう乗り越えるか、みなさんと対話します☆

また今回は、JICA(国際協力機構)関西より大井さんにお越しいただき、JICAのプロジェクトや前職のUNICEFの活動などから途上国の現状、また日本を含む先進国におけるジェンダー平等に関する取り組み等についてお話しいただきます。
未来を一緒に創りましょう!

・開催日時:2019年3月30日(土)14:00~17:00
・ゲスト独立行政法人 国際協力機構 関西国際センター(JICA関西) 大井 佳子 さん
・会場:協働と参画のプラットホーム(サンパル2階)
・参加費:無料
・定員:20名
・協力:関西フューチャーセンター https://www.facebook.com/kansaifcn/
・申込:件名に「3/30 フューチャーセッション参加」本文に「参加者名(複数名で参加の方は、各参加者名)」「所属」「当日連絡先(電話番号)」を記入の上、「plat@123kobe.com」までメールしてください。


▲画像のクリックでPDFのチラシをダウンロードできます。

■セミナー会場/フューチャーセッション会場/問い合わせ先
神戸市 協働と参画のプラットホーム
住 所 〒651-0096神戸市中央区雲井通5丁目3-1 サンパル2階
電 話 078-241-9797(※電話は神戸ソーシャルキャンパスにつながります。)
メール plat@123kobe.com
WEB https://platform.city.kobe.lg.jp
SNS https://www.facebook.com/kobeplatform/
担 当 コーディネーター 坪田・矢野

当館は、火~日曜 14時~20時30分に開館しています。
(休館日は、月曜、祝日、年末年始)

【神戸ソーシャルセッション 『産業、技術革新、インフラ』(2019.2.23)】

今年2度目の神戸ソーシャルセッション。今回はSDGs課題9「産業、技術、インフラ」をテーマとして、お馴染み、関西フューチャーセンターの成松秀夫さんに進行をお勤めいただきました。

 

○インプット~現代のテクノロジーを知る~

まずは成松さんより、現代の新技術のご紹介。

たとえば、「パワー半導体」。半導体といえば、家電やコンピュータなどに用いられる部品として知られていますが、従来の半分のエネルギーで動作が可能な「パワー半導体」は、人体から出ている微弱な電流にも反応するため医療機器にも用いることができるそうです(https://www.msn.com/jajp/news/techandscience/%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%82%92%e4%b8%80%e5%a4%89%e3%81%95%e3%81%9b%e3%82%8b%e6%97%a5%e6%9c%ac%e7%99%ba-%e7%94%bb%e6%9c%9f%e7%9a%84%e5%8d%8a%e5%b0%8e%e4%bd%93/ar-BBTItbf?ocid=ob-fb-jajp-782)。

そして、「コミュニケーションスティック」。高齢者など歩行は可能でも施設を出ることが難しい方のために開発された杖なのですが、ボタンを押して話しかけることで、携帯やパソコンなどの端末を使わず簡単にメールのやりとりをすることができます。転倒時には位置情報を自動通知するという便利な機能も(http://hero-x.jp/article/6207/)。

その他にも、モニターからの遠隔操作で作業を行える「無人トラクター」(http://tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=73628&date=20190130)、より快適で気軽に利用できる「航空機」などなど、今までになかった便利な技術をたくさん知る事が出来ました。

 

 

 

○ワーク~見て聞いて感じて話して創る~

私たちは成松さんのお話を元に、現代の「技術」(例:パワー半導体)、それらが使用されている「ステージ」(例:医療現場)を整理して付箋に書き込んでいきました。

そして…シャッフル!先ほどとは異なる組み合わせの「技術」「ステージ」の付箋が各々の手元へ。今度はこれらをもとにあらたなアイディアを生み出していきます。

 

 

○ 共有タイム~新たな利用案~

個人ワークが終わり、各々が考えたアイディアを共有する時間に。「無人トラクターやドローンを里山保全に利用できるのではないか」、「コミュニケーションスティックのような機能は車いすにも利用できるのではないか」など多種多様なアイディアが集まりました。

そして、発表をうけてさらなる意見交換に。「ドローンには里山保全のついでに墓掃除もしてもらえるのではないか」というユニークな意見も出ました。

 

○ 伊藤メモ(というよりただの感想)

実は私は今回初めてフューチャーセッションへ参加しました。正直、技術系の話には疎く不安でしたが、参加してみるとそれもどこへやら。大学時代、面白い講義を受けていたあの時のように、頭を使いつつも楽しい時間となりました。技術はどんどん進歩していて、想像を超えるようなものが日々生み出されているけれど、こうして活用法を考えてみると、どんなものも人が人のためを思ってつくっているのだという当たり前のことに気づきます。何事も「じぶんごと」にして考えなければいけないなとつくづく思ったのでした。

【神戸ソーシャルセミナーwith actcoin(2019.2.13)】

ソーシャルアクションカンパニー株式会社、代表取締役、佐藤正隆さん。リタワークス株式会社の代表取締役も務めています。今までにリタワークスの取り組みとして、NPO・NGO助成プログラム「SOCIALSHIP」やNPO向けの資金調達、支援者管理システム「congrant」の運営などを行っています。今回は昨年2018年に始動した注目の「actcoin」についてお話して頂きました。

○ブロックチェーンとは?

今回のセミナーは「日本初!ブロックチェーン技術で社会貢献活動を可視化!」というタイトルのついたセミナーでした。「ブロックチェーン」とは「分散型台帳」とも言い換えられ、簡単に言えば「台帳(お金のやり取りを記録するもの)を持っている人同士で台帳の運営・管理を行う」というものです。佐藤正隆さんはその技術を用いて「社会貢献活動を可視化」させるツールを運営しています。

 

○「全然知らないひとと繋がれた」というユーザーの声

アクトコインを実際に使用しているひとの言葉だそうです。「actcoin」は貧困、ジェンダー平等、教育支援、災害ボランティアなどの「社会貢献活動」を、付与されるポイントによって可視化する取組です。この取り組みで最も大切な事は「3つの見える化」だといいます。「個人の社会貢献を見える化」「企業とNPOの活動を見える化」「参加者全員で起こすインパクトの見える化」。この「見える」「見せる」ことによって報酬のないボランティア活動に見返りをもたらす、それが「actcoin」です。

この「actcoin」、自身のアカウントを作成し人と繋がるという点を見ればFacebookやTwitterなど他SNSと変わらないように思えます。しかし明らかに違う点は発信するものが自身の創作ではないというところです。「自身の行動によって」貯まったポイントが誰にでも見られる状態になっている。ユーザー分の数の台帳があり、それを自由に見る事が可能です。運営側からのみポイントが付与される仕組みのため不正な書き換えは行われません。今までは暗黙の了解として見返りを求めることはタブーとされてきたボランティア活動に、評価がつく。さらに同じ方向を向いている仲間にも出会えるという今までになかった革新的なサービスです。

 

○「世界観から作成した。あるのは設計だけだった」

これは特に印象に残った話です。セミナーにて「actcoin」がどのようなものであり、何を目的として運営しているのかを説明した、言わば広告のような動画が再生されました。佐藤さんはその動画が終わると「この動画からつくったんです」とはにかみました。参加者たちもこれには驚きの声をあげ、私も例外なくその一人で「そういうやり方もあるのか!」と感心しました。世界観をはじめに決めてしまえば、あとはそれに忠実になればいいのであって、軸が定まります。新しい事を取り込み発信してゆくひとの発想は柔軟であると改めて感じました。

 

○「プラットホームとしての価値を高めていきたい」

社会貢献活動に興味のある労働人口は50%というアンケート結果があるそうです。社会貢献活動に関心のある人同士が気軽に繋がれる場の提供。「actcoin」はそういった側面を持っています。ユーザーが増えれば増えるほど、その繋がりは活発的になり価値が高まります。またその分、より多くの活動に対する不安、「ボランティアに対する情報不足」や「一緒に参加するひとがいない」などといった悩みの解決策も生まれるとおしゃっていました。情報を他SNSに共有するだけでもコインは貯まり、ささいなことでも自分の行動が認められてゆく達成感があります「actcoin」によって今まで社会貢献活動に関わってきた人はより範囲を広げ、参加する勇気の出なかった人は載せられている情報を見るだけでも大きく前進できると思います。

 

○イチ学生所感。

佐藤正隆さん。昭和55年生まれ、39歳。こういう三十代は世の中に多いのだろうか。実際にIT業界で活動している人を見るのは初めてだった。そんな動物じゃないのだからと怒られてしまいそう。でもそのくらい、私にとって新鮮で、新しい世界にいる人だった。

印象的だったのはその目で、楽しそうに弾ける瞬間があった。(自分は、こういう大人になれるだろうか。)内容そっちのけでそんなことをぼんやり思ってしまったことをここに懺悔したい。やりたいことが明確なひとは、自分の力量がちゃんとわかっていて、「自分でできる」「ひとに協力してもらう」のバランスがいいと思う。だから強く、新しい事にも物怖じせずに発展させてゆくことができる。『FRAU』2019年1月号にて佐藤さんは「actcoin」について「自分の愛と勇気を行動にして、目に見える形で残してほしい」と述べている。自分の「愛と勇気の行動」を目に見える状態にしておくというのは、自己への自信、輝きにも繋がり、それがまた誰かを照らすのだと私は思う。(学生ライター関口)

神戸ソーシャルセッション「vol.6」(「イノベーション」で社会課題を乗り越える)フューチャーセッション


【毎月開催☆未来を一緒に考える「フューチャーセッション」】

複雑に絡み合う社会問題や多様なニーズ、困難な状況を乗り越えるため、多様なステークホルダーと「新たな関係性」「新たなアイデア」を生み出す協創ワークショップを毎月月末土曜日に開催してます。

今月は「産業、技術革新、インフラ(社会基盤)」で社会課題をどう乗り越えるか、みなさんと対話します☆未来を一緒に創りましょう!

・開催日時:2019年2月23日(土)14:00~17:00
・会場:協働と参画のプラットホーム(サンパル2階)
・参加費:無料
・定員:20名

協力:関西フューチャーセンター
https://www.facebook.com/kansaifcn/

※神戸ソーシャルセミナーとは
月に1つテーマを定め、NPOや企業等のゲストとセミナー参加者が、水曜日に様々な地域社会の課題解決について考えます。
また、月末土曜日には、月のテーマを軸に、地域課題の解決策を具体的に考えるSDGsワークショップ、フューチャーセッションなどを実施します!
※連続講座ではありません。興味のある日程のセミナーへご参加ください。

■申し込み方法
件名に「2/23 フューチャーセッション参加」
本文に「参加者名(複数名で参加の方は、各参加者名)」「所属」「当日連絡先(電話番号)」を記入の上、「plat@123kobe.com」までメールしてください。
※Facebookの参加予定ボタンのクリックだけでは正式な申し込みにはなりません。お手数ですが、メールをお送りください。

■フューチャーセッション会場/問い合わせ先
神戸市 協働と参画のプラットホーム
住 所 〒651-0096神戸市中央区雲井通5丁目3-1 サンパル2階
電 話 078-241-9797(※電話は神戸ソーシャルキャンパスにつながります。)
メール plat@123kobe.com
WEB https://platform.city.kobe.lg.jp
SNS https://www.facebook.com/kobeplatform/
担 当 コーディネーター 坪田・矢野

当館は、火~日曜 14時~20時30分に開館しています。
(休館日は、月曜、祝日、年末年始)

(神戸ソーシャルセミナー)2月のテーマは「イノベーション」


神戸ソーシャルセミナー with ブロックチェーン
【神戸ソーシャルセミナーはじめてます!】
2月のゲストは、ソーシャルアクションカンパニー株式会社の佐藤社長から、昨年ローンチされたブロックチェーン技術を使った社会貢献活動を可視化する「actcoin(アクトコイン)」について、その開発経緯や目指すこ
れからの社会についてお話しいただきます!

・開催日時:2019年2月13日(水)19時~20時30分
・ゲスト:ソーシャルアクションカンパニー株式会社 佐藤 正隆(さとう まさたか) さん
https://social-action.co.jp/index.html

・参加費:無料
・会場:協働と参画のプラットホーム(サンパル2階)

※神戸ソーシャルセミナーとは
月に1つテーマを定め、NPOや企業等のゲストとセミナー参加者が、水曜日に様々な地域社会の課題解決について考えます。
また、月末土曜日には、月のテーマを軸に、地域課題の解決策を具体的に考えるSDGsワークショップ、フューチャーセッションなどを実施します!
※連続講座ではありません。興味のある日程のセミナーへご参加ください。

■申し込み方法
件名に「2/13 ブロックチェーンセミナー参加」
本文に「参加者名(複数名で参加の方は、各参加者名)」「所属」「当日連絡先(電話番号)」を記入の上、
「plat@123kobe.com」までメールしてください。
※Facebookの参加予定ボタンのクリックだけでは正式な申し込みにはなりません。お手数ですが、メールをお送りください。

■セミナー会場/問合せ先
神戸市 協働と参画のプラットホーム
住 所 〒651-0096神戸市中央区雲井通5丁目3-1 サンパル2階
電 話 078-241-9797(※電話は神戸ソーシャルキャンパスにつながります。)
メール plat@123kobe.com
WEB https://platform.city.kobe.lg.jp
SNS https://www.facebook.com/kobeplatform/
担 当 コーディネーター 坪田・矢野

当館は、火~日曜 14時~20時30分に開館しています。
(休館日は、月曜、祝日、年末年始)

神戸ソーシャルセミナーチラシ【2019.02】

【神戸ソーシャルセミナーwith防災(2019.1.23)】

「防災」─東北復興支援と日ごろの備え─

 

神戸ソーシャルセミナー、年が明けて初めのテーマは「防災」でした。

今回は東北復興支援イベント「LOVEフェス3.11」の実行委員で防災士でもある小坂 宙(こさか ひろし)さんより、その活動をお話しいただきました。

「ラブフェス」は現在運営ボランティア大募集中だそうです!!

○同世代の集まりからイベントスタッフへ

普段はサラリーマンとして働く小坂さん。

これまで「大人の運動会」など様々なイベントを企画してこられた同世代の釜谷直人さんのイベントに参加する中で、釜谷さんが2011年12月設立した東北復興支援イベント「LOVEフェス3.11」(以下「LOVEフェス」)の実行委員会に第7回より参加したのが活動の始まり。

「LOVEフェス」は第1回は三宮南のみなとのもり公園(神戸震災復興記念公園)、第2回から5回は長田の鉄人広場で開催されていました。

(第6回は大阪うめきた広場、第7回はなんばリバープレイス)

音楽を中心にグルメブースや東北物産展もあり、ご当地キャラクターショーもあるとのこと。


バナーをクリックすると、フェスの趣旨や企画の詳細を見ることができます!

イベントの参加者は7年間で延べ7万人。1500人ものボランティアがかかわり、第8回目となる2019年3月9日、10日には昨年に引き続きなんばリバープレイスで開催されるそうです。

小坂さんは防災班として、このイベントにたずさわったそうですが、イベント後に年間を通じて活動ができないかと、防災士の資格を取得。今では大阪や仙台でのイベントでも防災チームとして活躍されているそうです。

 

○頻発する都市型災害

小坂さんの関心は地震だけでなく水害に関しても広がっていて、昨年7月には初めて、豪雨被害を受けた広島県三原市で被災地復興支援にたずさわられたとのことです。そこにはニュースでは感じ取れない雰囲気を体感されたそうです。

小坂さんの暮らす大阪も災害とは無縁ではなく、浸水被害を想定する防災マップを見ると、もし津波が発生すれば大阪湾から10㎞LOVEフェスの会場となる難波まで、浸水すると想定されていることがわかります。

普段から避難場所やそこへの経路、備蓄食料、水の備えがあると、いざというときに役立つのはみなさん想像できる範囲だと思いますが、さらに小坂さんからのポイントとして、水、食料は

①「いつも持ち歩くもの」

②「非常持ち出し用」

③避難後に取りに行く「ストック用」

と分けて準備するとよいとのこと。1日一人当たり3リットルの水を3日分くらい用意しておくのが目安だそうです。

そのほか、地震対策としては、覚悟突っ張り棒だけではなく壁に打ち付けることがおすすめだそうです。

 

○身近なものでつくる「防災アイテム」

後半は、ごみ袋サイズの大きなビニール袋を利用してポンチョ型のレインコートをつくったり、新聞紙を利用したスリッパ、キッチンペーパーと輪ゴムでマスクも実際に工作したりしながら防災グッズを作ってみました。

どれも5分もあれば作れるもので、こういったちょっとした知識もいざというときには役に立つのだと感じました。

この後参加者もポンチョやマスク、スリッパを作成。意外と簡単!

 

○ツボタメモ

私自信学生時代から水害の復興災害現場に行くこともあり、また東日本大震災の復興支援に岩手に行っていたこともあり、災害現場の埃っぽさや消毒剤と下水の上がったきつい臭いを思い出しながらお話を聴いていました。ちょうど半年前には大阪北部地震でタンスを止めていた突っ張り棒がずれかけていたり、情報が錯綜していたことも経験していたため今回経た情報はいざというときに役立てたり、知人・友人にも伝え広めていかねばと感じた。そして東北を忘れないためにも、まずはイベントを通じて現状を知ることも一つ非日常を日常にとどめておく工夫なのかもしれないなと思う機会でした。

(コーディネーター坪田)

(神戸ソーシャルセミナー)1月のテーマは「防災」

神戸ソーシャルセミナー with 防災
【神戸ソーシャルセミナーはじめてます!】

1月のゲストは、東北復興支援イベント「LOVEフェス3.11」の実行委員で防災士でもある小坂さんからその活動をお話しいただき、防災ワークショップも開催します!

・開催日時:2019年1月23日(水)19時~20時30分

・ゲスト:LOVEフェス3.11実行委員会(防災士) 
小坂 宙(こさか ひろし) さん
http://lovefes311.com/

・参加費:無料

・会場:協働と参画のプラットホーム(サンパル2階)

※神戸ソーシャルセミナーとは
月に1つテーマを定め、NPOや企業等のゲストとセミナー参加者が、毎週水曜日に様々な地域社会の課題解決について考えます。
また、月末土曜日には、月のテーマを軸に、地域課題の解決策を具体的に考えるSDGsワークショップ、フューチャーセッションなどを実施します!
 ※連続講座ではありません。興味のある日程のセミナーにご参加ください。

1月のテーマは「防災」

申込:
件名に「1/23 防災セミナー参加」
本文に「参加者名(複数名で参加の方は、各参加者名)」「所属」「当日連絡先(電話番号)」を記入の上、「plat@123kobe.com」までメールしてください。

神戸ソーシャルセッション「vol.5」(「災害」そして「福島」「神戸」についてみんなで考える)シネマフューチャーセッション

【毎月開催☆未来を一緒に考える「フューチャーセッション」】

 複雑に絡み合う社会問題や多様なニーズ、困難な状況を乗り越えるため、多様なステークホルダーと「新たな関係性」「新たなアイデア」を生み出す協創ワークショップを開催。
今月は特に「災害」や「防災」について、「1/10 Fukushimaを聞いてみる(http://fukushima-ask.info/)」を見ながら、参加者同士で考えていきます☆
監督をされた古波津 陽(こはつ よう)さんもご来神予定です!!
未来を一緒に創りましょう!

・開催日時:2019年1月26日(土)
14:00~17:00

・会場:協働と参画のプラットホーム(サンパル2階)

・ゲスト:古波津 陽(こはつ よう)監督

・参加費:無料

・定員:20名

協力:関西フューチャーセンター
https://www.facebook.com/kansaifcn/

申込:
件名に「1/26 シネマフューチャーセッション参加」
本文に「参加者名(複数名で参加の方は、各参加者名)」「所属」「当日連絡先(電話番号)」を記入の上、「plat@123kobe.com」までメールしてください。

神戸ソーシャルセミナーチラシ【2019.01】

【神戸ソーシャルセミナーwith環境経営(2018.12.26)】

「つくる責任 つかう責任」─環境経営─

 神戸ソーシャルセミナー12月のテーマは「つくる責任 つかう責任」。第三回目は神戸大学大学院経営学研究科・神戸大学経営学部の國部克彦先生をお招きし、環境と企業活動の関わりについて教えていただきました。

○CSRとSDGs

 CSR(Corporate Social Responsibility)「企業的責任」は人権を守る、環境を破壊しない、地域社会に貢献するといった、組織に社会への影響を考慮した上での活動を促すもので、2000年にEUが政策的に採用したものが始まりだそうです。その課題は多く、中でもSCP(Sustainable Consumption and Production)「持続可能な生産と消費」を今の経済構造のなかで行うのはほぼ不可能だといいます。利益を求める組織が「必要な分だけ買う」ことを推奨するはずがないからです。

 そこに2015年、SDGsが採択されます。CSRとSCPも含まれたものです。これによって対象や目標は明確化され、CSRで生じていた「企業の社会的責任に関する活動は、会社の利益が出た部分から取り組むもの」という意識は緩和されつつあるそうです。「企業活動」と「環境保全」をいかに両立させ、持続可能な社会を築けるかが問われる時代になっています。「SDGs」と「企業」の関わり方で大切なのは一点を深堀することだといいます。17つの項目は全て「課題である」ということを念頭におき、マネジメントそのものを考えてゆく重要性をおっしゃっていました。

○環境からみる経済。

 環境の視点でのロスは「廃棄されるもの」ですが、経済の視点では「売れていないもの」となります。この差異を埋めるためにも「環境と経済の同軸化」が必要だといいます。マテリアルフローコスト会計(MFCA)はそのための主要手段だそうです。

 セミナーではキャノンでの導入事例を挙げて説明してくださいました。この計算方法は「材料」に注目した原価管理を目的としたもので、加工する前の「原材料費+加工費」から「廃棄物」の値段を割り出す手段です。これによって経済的な面で「ゼロ円」とされていた廃棄物に環境的ロスとしての金額評価が行われ、どのくらいの無駄があるのか可視化する事が可能だといいます。

更にこの「ロスの金額」は「3R」の中でも「Rduce」に注目することにつながります。生産プロセスへの投入(原材料など)をいかに減らしていくか、問題を根本的なところから解決するきっかけになるといいます。しかし他二つ「Reuse」「Recycle」に比べて企業の本業に影響を与えるため難しい部分があり、策を考えてゆく必要もあるそうです。

○企業とSDGs

『SDG Compass』とは企業に向けられたSDGsの行動指針です。「SDGsを理解する」「目標を設定する」「経営へ結合する」など全部で5つのステップからなります。それぞれ細かく内容が書かれていますが、このSDGコンパスでは利益やコストなど会計的に具体的な企業活動にどう落とし込むかについては触れられていないといいます。そこでコンパスの内容にプラスして「マテリアルフローコスト計算」のようなコストや利益の情報を取り入れ、SDGコンパスをより具体的なものにしていくことが重要であるとおっしゃっていました。

○いち学生の所感。

 今回のお話を聞いて「ロス」が環境面と経済面で異なるという話が印象に残りました。前回のセミナーで「食品ロス」の話を聞いたばかりだったこともあり、食品ロスも経済面から言えばロスにならないという点に関心を持ちました。私の経済についての知識は高校の授業での「政経」くらいだったのですが、授業で学んでいたような「利益を追求する」という面だけではなく、「環境保護」からみる経済もあるのだという新しい側面を知ることができ勉強になりました。今回初めて経済について面白いと感じ、「経済は難しいもの」という偏見が自分の中にあったことに気づきました。「知ろうとすること」がいかに大切か再確認しました。(学生ライター関口)

【神戸ソーシャルセミナーwith食品ロス(2018.12.19)】

「つくる責任 つかう責任」─食品ロス─

 神戸ソーシャルセミナー12月のテーマは「つくる責任 つかう責任」。第二回目は循環経済学を専門とされ、NPO法人ごみじゃぱんの代表も務める神戸大学大学院経済学研究科の石川雅紀先生にお越しいただき「食品ロス問題」についてお話していただきました。

○NPO法人ごみじゃぱんの活動

 NPO法人ごみじゃぱんは2006年に創立されました。食品ロスの問題を扱う前は「包装」の廃棄を減らそうと、現在でも続いている活動「減装(へらそう)ショッピング」をメインに行ってきました。また「企業で新商品が出たことにより廃棄されてしまう旧製品」に新たな価値をつけて販売する「リバリュー」という活動も行っていたそうです。

『NPO法人ごみじゃぱん』〈 https://gomi-jp.jimdo.com/ 〉

○食品ロスについて

 食品ロスとは「本来食べることができた食品が廃棄されること」を意味します。世界での食品ロスは全体の3分の1とされ、その内訳は先進国では「消費段階」、途上国では「生産段階」が著しいといいます。何故そのようなことが起こるのか説明してくださいました。

○食品ロスの原因

 途上国の食品ロス「ポストハーベスト・ロス」について。直訳すると「収穫後のロス」となります。これは途上国で「段ボールやプラスチック容器などが供給されない」「収穫したものを保管しておく倉庫がない」ということから起こるそうです。せっかく収穫したものも輸送状態や保存環境の悪さからすぐに傷んでしまい、廃棄せざるを得なくなります。対して先進国の食品ロスは「デマンドドリブン・ロス」と呼ばれ、売れ残りや返品、食べ残しなど消費段階でおこるロスが問題視されています。

○先進国と食品ロス

 日本での食品ロスは世界の食料援助量を上回っているといいます。日本のエンゲル係数が13%なのに対し、途上国のある国では約59%。収入のほとんどを食に費やす「生きるため」の食料を捨てるということはまずありえません。しかし日本を含めた先進国ではものの値段も安く、途上国に比べれば食品に対して「貴重なもの」という意識は低い傾向にあります。これが「消費段階」でのロスが多い原因のひとつになっているそうです。

○日本における食品販売

 お店での売れ残り商品の廃棄も「消費段階」でのロスに深刻な影響を与えているといいます。日本では「3分の1ルール」「3分の2残し」という、納品の際製造日から3分の1を過ぎたら商品を受けとらない、販売期限は賞味期限の3分の2の時点までというものがあります。農林水産省がこの3分の1を2分の1に変更したらどのような影響がおこるのか調査したところ、「返品は減る」という結果になったといいます。しかし現状は変わらず、それどころか「賞味期限を延ばす」という策が広がっているといいます。根本的な問題は今も変わっていません。

○フードドライブ

 「フードドライブ」とは家で余っている食品を持ちより、それらを必要としている人々に寄付する取組です。食品廃棄の削減だけではなく誰かを支援することにもつながる活動となっています。石川先生はこれから進めるべき取組であるとおっしゃっていました。しかし「消費者は匿名で責任を果たすことが困難」「関係者が多く複雑化される」など課題も多く、解決策が必要とされています。

  • 小学生から社会人まで幅広い年齢の方におこし頂きました!

○食品ロスは世帯によって異なる

 食品ロスにおいて「手つかず食品」の割合が高い世帯は大家族だといいます。一度に多くの食品を買う傾向にあるため在庫の管理がおろそかになり、賞味期限を切らしてしまう傾向にあります。賞味期限が長いものを買う傾向にある人も手つかず食品のロスが多く、在庫管理の重要性をおっしゃっていました。また、売られているお惣菜の量が多すぎたり、一人暮らしではなかった時の量を作ってしまうなどの理由から「食べ残し」は高齢者のひとり暮らしに多いそうです。

このようにそれぞれの世帯によって食品ロスの傾向は異なります。まずは自身の「食品廃棄」の傾向を理解していることが大切です。現在では神戸市とNPO法人ごみじゃぱんが共同となって「食品ロスダイアリ―」という食品ロスを管理するためのアプリもつくられています。

『食品ロスダイアリー』〈 https://gomi-jp-foodloss.com/ 〉

○いち学生の所感。

 今回生活する上でどのくらい自分が食品を廃棄しているのか考えさせられました。例えば野菜の切り落とした部分や外で飲み切れなかったコーヒーなど、もったいないとは思いつつ「自分が捨てる量なんて限られている」と思っていました。しかしそれも長い期間で考えれば大きな数字になりますし、何よりも事前に防げることであるということを認識しました。食品を取り込むことにばかりに気をとられ、その後のことはあまり深く考えていなかったように思います。今回石川先生から食品に対する「別角度の視点」を教わりました。それは本来別の角度などではなく、当たり前に考えなければいけなかったことであるのですが、私にとって「食品ロス」の話題は新鮮でありました。消費行動は「自身以外への影響」にも目を向ける必要があると気づかされ、「生活と食品」「私自身と食」について改めて考えなおすきっかけとなりました。(学生ライター関口)